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Identification

Fibre type	Wood fibers
Average fibre lenght	1,5 mm (0.7 – 1.8)
Average fibre width	16,5 µm (8.4 – 21)
Fibre ends	Blunt.
Striations, cross-markings, flexion creases	No cross-marking.
Associated cells
Special features	Less prominent fiber wall.
Herzberg staining	Dark purple
Graff 'C' staining	Yellow

Botanical classification

Salix purpurea L.

Order:

Malpighiales

Family:

Salicaceae

Synonyms:

Salix caesifolia Drobow

Plant growing area

Native to most of European and western Asia countries.

Grows along rivers in sandy soils.

Use area in the manufacture of paper

China, Japan, Korea.

Plant cultivation and use

Salix purpurea is a deciduous small tree growing to 1-2 m and rarely to 6 m tall.Bloom ing occurs before the leaves, from March to April.

The bark and buds have medicinal properties especially antipyretic and analgesic. The use of Salix purpurea as dying and medicinal materials is very ancient in Egypt and in northern Europe.

The bark contains chalcones and leaves, flavonols and condensed tannins, and their extracts are used in the dyeing of fabrics in grey-black.

The shoots called withies are used in basketry.

Japan:

It is used for dyeing.

Korea:

From the Joseon period (1392-1910), raw materials traditionally used for paper production, mainly bark of Broussonetias begin to fail. Papermakers face a growing demand for paper stimulated by the development of publications initiated during the Goryeo period (907-1392). Other plants will be used to provide a fiber supplement such as wisteria, rice, oat and barley straws, bamboo, jute and hemp but also reeds, the bark and needles of pine, the leaves of willow. Indeed, the willow leaves seem to be used as a complementary fiber source to fibers of paper mulberry from the 15th century.
It is used also for handicrafts objects.

Preparation process for making paper

Japan:

Preparation for dyeing: trees that have at least 4 to 8 years are harvested in the spring. The branches are peeled, crushed into powder or chipped and are steeped in a small volume of water for several days. Water is added to obtain the necessary amount for the dyeing bath and gradually heated until boiling for 2 to 3 hours. The dye is filtered before use.

Dyeing of papers is performed in two ways: pulp dyeing (sukizome) or sheet dyeing (hitashizome by dipping or hikizome by brushing).

To dye paper by soaking, the sheets are plucked one by one between two wooden sticks by their small side. This will keep the sheet flat during soaking.

Usually three jars of dye are prepared with decreasing concentrations. The paper is dipped in the less concentrated dye jar and oxidation occurs in the air; the paper is then soaked in the little bit more concentrated dye. After oxidation, the sheet is dipped into the third jar with the strongest concentration. The process can be repeated several times to obtain a color more or less intense. The sheet is dried by exposing the surface to air; the color changes by oxidation.

Paper names

In Asia and particularly in China, Korea and Japan, the papers are intended for a wide range of use: Papers for calligraphy and art, Papers for ceremonies, Paper as a medium of exchange, money paper, Papers for making clothes, wall hangings and bedding, Papers for architecture, interior design, Papers for crafts of various kinds, for domestic purposes and leisure. The names assigned to the paper refers to different notions: The material used, The place of production, The method of production, Appearance, Dimensions, Use, The name of an artist or a studio etc.

Korea:

Suffix ji = paper.

In Korea papers made with paper mulberry bark are the most numerous.

Used part of the plant:

Bark

Leaf

Twigs

Use for paper making:

Fiber

Dye

Formation aid

Language:

フランス語

Abelmoschus moschatus Medik. © Satheesan.vn

Botanical classification

Abelmoschus moschatus Medik.

Order:

Malvales

Family:

Malvaceae

Synonyms:

Abelmoschus abelmoschus (L.) Karsten

Abelmoschus officinalis Endl.

Abelmoschus moschatus var. betulifolius (Mast.) Hochr.

Hibiscus abelmoschus L.

Hibiscus abelmoschus (L.) Karsten

Hibiscus chinensis Roxb.

Hibiscus cardiophyllus Baill.

Hibiscus collinsianus Nutt. ex Torr. & A. Gray

Hibiscus moschatus (Medik.) Salisb.

Plant growing area

カンボジア、中国（広東、広西、湖南、江西、台湾、雲南）、インド、ラオス、ネパール、タイ、ベトナム。

標高600～1100 mの山の斜面、渓谷、河岸、平地に生育する。

Use area in the manufacture of paper

中国, 日本

China:

広東省

Plant cultivation and use

高さ1～2 mの多年草。成長が速い。非酸性の水はけの良い土壌と陽当たりの良い場所を好む。開花期は6月から10月。

種に薬効があり、利尿薬、皮膚軟化剤、抗けいれん剤として使われる。

種と葉から食用油を抽出する。

茎の皮からとれる繊維で縄を作る。

根から抽出される粘液を製紙に使用する。

China:

分散剤やサイジング剤として使われていたかどうかは不明である。

Japan:

粘剤として使用する。

Preparation process for making paper

根を洗浄し、薄く切り、一晩冷水に浸ける。

粘液を布で漉しパルプに注ぐ。

Japan:

根を洗浄して潰し、一晩冷水に浸ける。

粘液を布で漉しパルプに注ぐ。

Used part of the plant:

根

Use for paper making:

分散剤

にじみ止め

Hibiscus manihot L. var. manihot © Flora of China

Hibiscus manihot L. var. manihot © C. Laroque

Botanical classification

Hibiscus manihot L. var. manihot

Order:

Malvales

Family:

Malvaceae

Synonyms:

Abelmoschus manihot (L.) Medik. var. manihot

Hibiscus japonicus Miq.

Plant growing area

中国（広東、広西、貴州、湖北、四川、台湾、雲南）、インド、日本、韓国、ネパール、フィリピン、タイ北部。

標高1000～2100メートルの草地、河岸、耕地の辺縁に生育する。

Use area in the manufacture of paper

中国韓国 日本

Plant cultivation and use

Hibiscus manihotは毎年開花する高さ1～2メートルの多年生植物で、温帯を中心に分布する。排水性の良いさまざまな種類の土壌と、日射を好む。花の色は白から淡黄色。開花期は8月から10月。

月経促進と鎮痛の薬効があると言われる。花と葉は食用になる。

根に含まれる粘液はD-ガラクツロン酸とL-ラムノースの共重合体の多糖である。この粘着物質をパルプに加えて粘性をつけ、タンク内での繊維の沈着を遅らせる。また、この粘液により、長い繊維を均一に分散させることができる。溶液は不安定で、熱、長時間の空気への露出、機械的振動により粘性が低下する。このため、製紙作業中に、粘性の低下に合わせ、徐々に粘液を加えてゆく。

19世紀末に東アジア全域で、他の植物に代わり、主にHibiscus manihotの粘液が使われるようになったようだ。

China:

Hibiscus manihotは南宋朝（1127～1279年）時代に使われていたが、おそらくそれ以前から使われていたものと思われる。13世紀中頃の文人、周密が著した「癸辛雑識」（癸辛街の雑報）の記事に、Hibiscus manihotの使用に言及した部分がある。

他の参考文献から、明朝（1368～1644年）末期にも、特にコウゾの繊維から作られる紙の生産で、形成の補助に使われていたことがわかる。その使用法は、1643年に方以智が著した「物理小識」に記録されている。

Japan:

この植物は日本全土に自生する。生育した土壌が栄養豊富であると、栄養が乏しい場合よりも粗根が少ない。根の成長を促すために葉と花を摘み取る。葉が黄色くなった時点で植物全体を地面から抜き、根を切り取り、束にして、乾いた場所に貯蔵する。

気温が高い季節には、粘液の発酵が進み、短時間で特性を失うため、すぐに粘液を使う必要がある。

Korea:

この植物は、おそらく中国から輸入されたものと思われる。昔は、すべての部分から粘液を採取していた（茎、葉、根）。

1850年に李圭景が編纂した百科全書「五洲衍文長箋散稿」に、この植物への言及がある

Preparation process for making paper

China:

春に種を蒔き、収穫は普通、霜が降りる前の晩秋である。根の成長を促すために、定期的に花を摘む。

葉が黄色くなった時点で、植物全体を地面から抜く。根の外皮をむく。次に、根をつぶすか、または粗くすりつぶす。その後、布袋に入れ、水を入れたバケツに浸す。粘液が出てきたら、袋を絞るか、または吊して、粘液を抽出する。

Japan:

大豆や緑豆と同じ頃に種を蒔く。

葉が黄色くなった時点で（通常6月）、植物全体を地面から抜き、後で使用するために乾燥させる。または、11月か12月に根を回収し、すぐに使用する。

根の外皮をむく。次に、根をつぶすか、または粗くすりつぶす。その後、布袋に入れ、水を入れたバケツに浸す。粘液が出てきたら、袋を絞るか、または吊して、粘液を抽出する。

Korea:

春に種を蒔き、収穫は普通、霜が降りる前の晩秋である。根の成長を促すために、定期的に花を摘む。

Used part of the plant:

根

Use for paper making:

分散剤

Language:

フランス語

Ulmus cavaleriei H.Lév. © Flora of China

Identification

繊維タイプ	靭皮繊維
平均繊維長	1.66-9.94mm
平均繊維幅	8.3-25.4µm
繊維の末端	多様。しばしば尖る。
線条痕、十字痕、屈曲ひだ	結節、ずれ
関連する細胞
特徴	コウゾに似ているが、コウゾよりも繊維が細く短い。膜は透明、壁とルーメンは厚い。
ヘルツベルク染色
グラフC染色	ピンクから紫

Botanical classification

Ulmus cavaleriei H. Lev.

Order:

Rosales

Family:

Ulmaceae

Synonyms:

Pteroceltis tatarinowii Maxim.

Plant growing area

中国（安徽、福建、甘粛南部、広東、広西、貴州、河北、河南、湖北、湖南、江蘇、江西、遼寧-大連、青海南東部、陜西、山東、山西、四川、浙江）、モンゴル。

標高100～1500メートルの山地の石灰岩質土壌、河岸に生育する。

Use area in the manufacture of paper

中国

China:

安徽四川浙江

Plant cultivation and use

一般にPteroceltis tatarinowiiとして知られるUlmus cavalerieiは、樹高20メートルに達する落葉樹である。

開花期は3月から5月。さまざまなタイプの土壌に適応するが、排水性の良いローム質の土壌を好む。

製紙に使用する繊維、細い材、油をしぼる種子を目的として栽培される。

China:

この植物は、安徽省涇県で生産される宣紙を作るための原料である。この紙は青檀の樹皮と稲藁の繊維から作られる。2種の繊維を混合することにより、この紙に絵画と書道、特に鋭利な筆致の効果に適した特性が生まれる。

品質は青檀の樹皮と稲藁の混合比により決まる。

宣紙に関する最初の言及は、中国の古書「歴代名画記」（9世紀中頃）と1060年の「新唐書」（宋朝の学者が編纂）に見られる。

涇県での製造は唐代（618～907年）にさかのぼり、宣城市や太平市などの近隣都市が青檀生産の中心地であった。唐代、涇県は宣州の管轄下にあり、紙の名称はそれに由来する。

宋朝までに、恵州、池州、宣州の製紙業界は徐々に、原料が豊富な涇県に移った。Ulmus cavaleriei（Pteroceltis tatarinowii）はその土地に自生し、そのそばで稲を栽培した。降水量の多い気候は、青檀の生育と稲作に適した環境である。

当初、原料費を抑えるために、稲藁を加えていた。宋朝と元朝（1280～1368年）には、竹や桑などの他の原料も使われた。

清朝（1644～1911年）に、製紙業界が急成長し、多数の種類の紙が開発された。

清朝末期、宣紙製造はすでに衰退し始め、漂白した竹の繊維を使った偽物の宣紙が製造されるようになった。

有名な宣紙は、現代の工場に由来する「紅星」ブランドである。

Japan:

この植物は日本には自生しない。日本で宣紙として製造される紙は青檀を含まず、稲藁と竹の繊維を原料とする。白く、非常になめらかで、墨をよく吸う。本物の中国製宣紙と同じく、書道、絵画、版画専用の紙である。

Preparation process for making paper

China:

挿し木で増やす。2年後、枝を切り、束にした後、数時間蒸して樹皮をむく。収穫は秋から初冬にかけて行われる。
　その後、樹皮を数カ月水に浸けて柔らかくし、外側の黒い皮を内側の白い皮からはがしやすくする。残った黒い皮はこすり取り、白い皮のみを残す。
　皮を弱アルカリ性溶液（木灰または炭酸ナトリウム）中で煮た後、陽にさらして漂白する（最近は、その代わりに次亜塩素酸塩を使う）。その後、再び煮て、陽にさらす。皮は山腹、岩、川岸に置く。数カ月、繊維の束をひっくり返しながら陽にさらす。

前もって準備した藁のパルプ（稲藁または麦藁を参照）を皮の繊維に加え、全体をホランダー叩解機で叩く（昔は水力のビーターを使用していた）。

シートが大きいため（70/140 cm）、2人で作業を行う。夕方にシートを重ねてプレスする。その後、熱した表面の上でシートを乾燥させる。

別法：皮と藁を数日間、石灰水に浸けた後、弱アルカリ性溶液（木灰または炭酸ナトリウム）中で煮る。

Paper names

アジア、中でも特に中国、韓国、日本では、紙の用途は幅広い。書道や美術用の紙、儀式で使用する紙、ものと交換する媒体としての紙、紙幣、衣服・壁掛け・寝具の製造に使う紙、建築・内装用の紙、家庭用と娯楽用の種々の工芸品に使う紙などがある。

紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。

China:

中国では、韓国や日本と異なり、コウゾ

の繊維から作る紙は主流ではなく、竹の繊維から作る紙が最も重要である。

Japan:

接尾辞かみ、がみ、し = 紙

日本では、コウゾの紙が最も多い。

Used part of the plant:

樹皮

Use for paper making:

繊維

Language:

英語

Identification

繊維タイプ	靭皮繊維
平均繊維長	1.66-9.94mm
平均繊維幅	8.3-25.4µm
繊維の末端	多様。しばしば尖る。
線条痕、十字痕、屈曲ひだ	結節、ずれ
関連する細胞
特徴	コウゾに似ているが、コウゾよりも繊維が細く短い。膜は透明、壁とルーメンは厚い。
ヘルツベルク染色
グラフC染色	ピンクから紫

Botanical classification

Ulmus cavaleriei H. Lev.

Order:

Rosales

Family:

Ulmaceae

Synonyms:

Pteroceltis tatarinowii Maxim.

Plant growing area

標高100～1500メートルの山地の石灰岩質土壌、河岸に生育する。

Use area in the manufacture of paper

中国

China:

安徽四川浙江

Plant cultivation and use

一般にPteroceltis tatarinowiiとして知られるUlmus cavalerieiは、樹高20メートルに達する落葉樹である。

開花期は3月から5月。さまざまなタイプの土壌に適応するが、排水性の良いローム質の土壌を好む。

製紙に使用する繊維、細い材、油をしぼる種子を目的として栽培される。

China:

品質は青檀の樹皮と稲藁の混合比により決まる。

宣紙に関する最初の言及は、中国の古書「歴代名画記」（9世紀中頃）と1060年の「新唐書」（宋朝の学者が編纂）に見られる。

当初、原料費を抑えるために、稲藁を加えていた。宋朝と元朝（1280～1368年）には、竹や桑などの他の原料も使われた。

清朝（1644～1911年）に、製紙業界が急成長し、多数の種類の紙が開発された。

清朝末期、宣紙製造はすでに衰退し始め、漂白した竹の繊維を使った偽物の宣紙が製造されるようになった。

有名な宣紙は、現代の工場に由来する「紅星」ブランドである。

Japan:

Preparation process for making paper

China:

シートが大きいため（70/140 cm）、2人で作業を行う。夕方にシートを重ねてプレスする。その後、熱した表面の上でシートを乾燥させる。

別法：皮と藁を数日間、石灰水に浸けた後、弱アルカリ性溶液（木灰または炭酸ナトリウム）中で煮る。

Paper names

紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。

China:

中国では、韓国や日本と異なり、コウゾ

の繊維から作る紙は主流ではなく、竹の繊維から作る紙が最も重要である。

Japan:

接尾辞かみ、がみ、し = 紙

日本では、コウゾの紙が最も多い。

Used part of the plant:

樹皮

Use for paper making:

繊維

Language:

中国語

Local scripture:

青檀

Identification

繊維タイプ	靭皮繊維
平均繊維長	1.66-9.94mm
平均繊維幅	8.3-25.4µm
繊維の末端	多様。しばしば尖る。
線条痕、十字痕、屈曲ひだ	結節、ずれ
関連する細胞
特徴	コウゾに似ているが、コウゾよりも繊維が細く短い。膜は透明、壁とルーメンは厚い。
ヘルツベルク染色
グラフC染色	ピンクから紫

Botanical classification

Ulmus cavaleriei H. Lev.

Order:

Rosales

Family:

Ulmaceae

Synonyms:

Pteroceltis tatarinowii Maxim.

Plant growing area

標高100～1500メートルの山地の石灰岩質土壌、河岸に生育する。

Use area in the manufacture of paper

中国

China:

安徽四川浙江

Plant cultivation and use

一般にPteroceltis tatarinowiiとして知られるUlmus cavalerieiは、樹高20メートルに達する落葉樹である。

開花期は3月から5月。さまざまなタイプの土壌に適応するが、排水性の良いローム質の土壌を好む。

製紙に使用する繊維、細い材、油をしぼる種子を目的として栽培される。

China:

品質は青檀の樹皮と稲藁の混合比により決まる。

宣紙に関する最初の言及は、中国の古書「歴代名画記」（9世紀中頃）と1060年の「新唐書」（宋朝の学者が編纂）に見られる。

当初、原料費を抑えるために、稲藁を加えていた。宋朝と元朝（1280～1368年）には、竹や桑などの他の原料も使われた。

清朝（1644～1911年）に、製紙業界が急成長し、多数の種類の紙が開発された。

清朝末期、宣紙製造はすでに衰退し始め、漂白した竹の繊維を使った偽物の宣紙が製造されるようになった。

有名な宣紙は、現代の工場に由来する「紅星」ブランドである。

Japan:

Preparation process for making paper

China:

シートが大きいため（70/140 cm）、2人で作業を行う。夕方にシートを重ねてプレスする。その後、熱した表面の上でシートを乾燥させる。

別法：皮と藁を数日間、石灰水に浸けた後、弱アルカリ性溶液（木灰または炭酸ナトリウム）中で煮る。

Paper names

紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。

China:

中国では、韓国や日本と異なり、コウゾ

の繊維から作る紙は主流ではなく、竹の繊維から作る紙が最も重要である。

Japan:

接尾辞かみ、がみ、し = 紙

日本では、コウゾの紙が最も多い。

Used part of the plant:

樹皮

Use for paper making:

繊維

Language:

Japonais

Local scripture:

セイタン

Identification

繊維タイプ	靭皮繊維
平均繊維長	1.66-9.94mm
平均繊維幅	8.3-25.4µm
繊維の末端	多様。しばしば尖る。
線条痕、十字痕、屈曲ひだ	結節、ずれ
関連する細胞
特徴	コウゾに似ているが、コウゾよりも繊維が細く短い。膜は透明、壁とルーメンは厚い。
ヘルツベルク染色
グラフC染色	ピンクから紫

Botanical classification

Ulmus cavaleriei H. Lev.

Order:

Rosales

Family:

Ulmaceae

Synonyms:

Pteroceltis tatarinowii Maxim.

Plant growing area

標高100～1500メートルの山地の石灰岩質土壌、河岸に生育する。

Use area in the manufacture of paper

中国

China:

安徽四川浙江

Plant cultivation and use

一般にPteroceltis tatarinowiiとして知られるUlmus cavalerieiは、樹高20メートルに達する落葉樹である。

開花期は3月から5月。さまざまなタイプの土壌に適応するが、排水性の良いローム質の土壌を好む。

製紙に使用する繊維、細い材、油をしぼる種子を目的として栽培される。

China:

品質は青檀の樹皮と稲藁の混合比により決まる。

宣紙に関する最初の言及は、中国の古書「歴代名画記」（9世紀中頃）と1060年の「新唐書」（宋朝の学者が編纂）に見られる。

当初、原料費を抑えるために、稲藁を加えていた。宋朝と元朝（1280～1368年）には、竹や桑などの他の原料も使われた。

清朝（1644～1911年）に、製紙業界が急成長し、多数の種類の紙が開発された。

清朝末期、宣紙製造はすでに衰退し始め、漂白した竹の繊維を使った偽物の宣紙が製造されるようになった。

有名な宣紙は、現代の工場に由来する「紅星」ブランドである。

Japan:

Preparation process for making paper

China:

シートが大きいため（70/140 cm）、2人で作業を行う。夕方にシートを重ねてプレスする。その後、熱した表面の上でシートを乾燥させる。

別法：皮と藁を数日間、石灰水に浸けた後、弱アルカリ性溶液（木灰または炭酸ナトリウム）中で煮る。

Paper names

紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。

China:

中国では、韓国や日本と異なり、コウゾ

の繊維から作る紙は主流ではなく、竹の繊維から作る紙が最も重要である。

Japan:

接尾辞かみ、がみ、し = 紙

日本では、コウゾの紙が最も多い。

Used part of the plant:

樹皮

Use for paper making:

繊維

Language:

中国語

Local scripture:

荛花

Synonym:

Rao hua

Wikstroemia canescens Wall. ex Meisn. © Flora of China

Wikstroemia canescens Wall. ex Meisn. © Asianflora

Wikstroemia canescens Wall. ex Meisn. © T. Taylor

Identification

繊維タイプ	靭皮繊維
平均繊維長	2-4mm
平均繊維幅	4-20µm
繊維の末端	多様
線条痕、十字痕、屈曲ひだ	.少々
原料に含まれる細胞	長方形の
特徴
ヘルツベルク染色	黄色/青
グラフC染色	青

Botanical classification

Wikstroemia canescens Wall. ex Meisn.

Order:

Malvales

Family:

Thymelaeaceae

Synonyms:

Daphne inamoema Gardner

Diplomorpha canescens (Wall. ex Meisn.) C. A. Mey.

Passerina chamaedaphne Bunge

Wikstroemia inamoena (Gardner)Meisn.

Wikstroemia virgata Wall. Ex Meisn.

Plant growing area

アフガニスタン、バングラデシュ（カーシア丘陵地帯）、中国（西蔵（チベット）、雲南）、インド（アッサム北部）、日本（本州関東以西、四国、九州）、ネパール、パキスタン西部、スリランカ。

低木の生える斜面の岩の間に生える。1000～2800 mから最高3500 mまで。

Use area in the manufacture of paper

中国, ネパール, パキスタン

China:

雲南 (麗江市, デチェン, 臨滄市), 西蔵（チベット）

Plant cultivation and use

Wikstroemia canescensは44属500種近くで構成されるジンチョウゲ科の低木である。アオガンピ属、ステレラ属、ミツマタ属、ジンチョウゲ属の種は形態が酷似しているため、混同しやすい。

ジンチョウゲ科はヒマラヤ山麓原産の製紙の基本となる植物である。これらの植物は樹皮に大量のヘミセルロースを含むことにより珍重される。また、漢方薬でもよく使われる。

Wikstroemia canescensは1.5～2 mの落葉低木で、6月から9月に、芳香がある黄色の花をつける。咳止めの効能があるとして、薬としても使われる。

樹皮から取れる繊維はパキスタンではロープの製造に使われ、中国とパキスタンで製紙にも使われる。

China:

雲南省には14種のアオガンピ属の植物が自生し、その内6種が北西部に分布する（W. delavayi、W. leptophylla、W. canescens、W. lichiangensis、W. scytophylla、W. lamatsoensis）。

ナシ族がトンパ紙の製造に使用するのはW. delavayi、W. leptophylla、W. canescens、W. lichiangensis、W. scytophylla、W. lamatsoensis のみである。

この紙はトンパ（Dongba）文化発祥の地といわれる村（シャングリラ県白水台（Baishuitai））の名にちなみ、「Baidi」とも呼ばれる。

伝承によれば、ナシ族による紙の生産は元王朝時代（1280～1368年）と言われるが、トンパ文字で書かれた最初の文は1668年のものである。

Preparation process for making paper

China:

3月から5月に収穫する。雨期の前であるが湿度が高く、樹皮をむきやすいためである。同じ低木から2～3年ごとに切る。成熟した枝のみを切り落とす。次に、樹皮をむき、束にまとめ、ラックに掛けて3～5日間、日に干す。使用時まで貯蔵する。

樹皮は槽内で3～5日間水に浸す。次に、1時間揉み、黒い樹皮を分ける。師部のみを残すために、色の濃い樹皮と木部（死んだ細胞）は除去する。

最後に、樹皮を水道水で洗う。

マツ（Pinus yunnanensis）の灰汁の中で3～4時間煮た後、繊維を水道水で洗う。

繊維を木の臼の中で、すりこぎを使ってすりつぶす。ペースト状になったものを木の台の上で叩く。

ペーストを混ぜ、望ましいシートのサイズに合った大きさの球を作る。

球を樋に入れて希釈した後、ペーストを紙の型に流し込む。

紙の型は、固い取り外せる竹のマットを底に敷き、高い囲み板をつけた型である。

底を取り外してシートを型から取り出し、乾燥させるための板の上に置く。

シートが半ば乾いた時点で、紙の表面を石か布で磨く。

Paper names

紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。

China:

中国では、韓国や日本と異なり、コウゾ

の繊維から作る紙は主流ではなく、竹の繊維から作る紙が最も重要である。

Used part of the plant:

樹皮

Use for paper making:

繊維

Language:

Japonais

Local scripture:

コガンピ

小雁皮

Identification

繊維タイプ	靭皮繊維
平均繊維長	2-4mm
平均繊維幅	4-20µm
繊維の末端	多様
線条痕、十字痕、屈曲ひだ	.少々
原料に含まれる細胞	長方形の
特徴
ヘルツベルク染色	黄色/青
グラフC染色	青

Botanical classification

Wikstroemia canescens Wall. ex Meisn.

Order:

Malvales

Family:

Thymelaeaceae

Synonyms:

Daphne inamoema Gardner

Diplomorpha canescens (Wall. ex Meisn.) C. A. Mey.

Passerina chamaedaphne Bunge

Wikstroemia inamoena (Gardner)Meisn.

Wikstroemia virgata Wall. Ex Meisn.

Plant growing area

低木の生える斜面の岩の間に生える。1000～2800 mから最高3500 mまで。

Use area in the manufacture of paper

中国, ネパール, パキスタン

China:

雲南 (麗江市, デチェン, 臨滄市), 西蔵（チベット）

Plant cultivation and use

Wikstroemia canescensは1.5～2 mの落葉低木で、6月から9月に、芳香がある黄色の花をつける。咳止めの効能があるとして、薬としても使われる。

樹皮から取れる繊維はパキスタンではロープの製造に使われ、中国とパキスタンで製紙にも使われる。

China:

ナシ族がトンパ紙の製造に使用するのはW. delavayi、W. leptophylla、W. canescens、W. lichiangensis、W. scytophylla、W. lamatsoensis のみである。

この紙はトンパ（Dongba）文化発祥の地といわれる村（シャングリラ県白水台（Baishuitai））の名にちなみ、「Baidi」とも呼ばれる。

伝承によれば、ナシ族による紙の生産は元王朝時代（1280～1368年）と言われるが、トンパ文字で書かれた最初の文は1668年のものである。

Preparation process for making paper

China:

樹皮は槽内で3～5日間水に浸す。次に、1時間揉み、黒い樹皮を分ける。師部のみを残すために、色の濃い樹皮と木部（死んだ細胞）は除去する。

最後に、樹皮を水道水で洗う。

マツ（Pinus yunnanensis）の灰汁の中で3～4時間煮た後、繊維を水道水で洗う。

繊維を木の臼の中で、すりこぎを使ってすりつぶす。ペースト状になったものを木の台の上で叩く。

ペーストを混ぜ、望ましいシートのサイズに合った大きさの球を作る。

球を樋に入れて希釈した後、ペーストを紙の型に流し込む。

紙の型は、固い取り外せる竹のマットを底に敷き、高い囲み板をつけた型である。

底を取り外してシートを型から取り出し、乾燥させるための板の上に置く。

シートが半ば乾いた時点で、紙の表面を石か布で磨く。

Paper names

紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。

China:

中国では、韓国や日本と異なり、コウゾ

の繊維から作る紙は主流ではなく、竹の繊維から作る紙が最も重要である。

Used part of the plant:

樹皮

Use for paper making:

繊維

Language:

フランス語

Identification

繊維タイプ	靭皮繊維
平均繊維長	1.66-9.94mm
平均繊維幅	8.3-25.4µm
繊維の末端	多様。しばしば尖る。
線条痕、十字痕、屈曲ひだ	結節、ずれ
関連する細胞
特徴	コウゾに似ているが、コウゾよりも繊維が細く短い。膜は透明、壁とルーメンは厚い。
ヘルツベルク染色
グラフC染色	ピンクから紫

Botanical classification

Ulmus cavaleriei H. Lev.

Order:

Rosales

Family:

Ulmaceae

Synonyms:

Pteroceltis tatarinowii Maxim.

Plant growing area

標高100～1500メートルの山地の石灰岩質土壌、河岸に生育する。

Use area in the manufacture of paper

中国

China:

安徽四川浙江

Plant cultivation and use

一般にPteroceltis tatarinowiiとして知られるUlmus cavalerieiは、樹高20メートルに達する落葉樹である。

開花期は3月から5月。さまざまなタイプの土壌に適応するが、排水性の良いローム質の土壌を好む。

製紙に使用する繊維、細い材、油をしぼる種子を目的として栽培される。

China:

品質は青檀の樹皮と稲藁の混合比により決まる。

宣紙に関する最初の言及は、中国の古書「歴代名画記」（9世紀中頃）と1060年の「新唐書」（宋朝の学者が編纂）に見られる。

当初、原料費を抑えるために、稲藁を加えていた。宋朝と元朝（1280～1368年）には、竹や桑などの他の原料も使われた。

清朝（1644～1911年）に、製紙業界が急成長し、多数の種類の紙が開発された。

清朝末期、宣紙製造はすでに衰退し始め、漂白した竹の繊維を使った偽物の宣紙が製造されるようになった。

有名な宣紙は、現代の工場に由来する「紅星」ブランドである。

Japan:

Preparation process for making paper

China:

シートが大きいため（70/140 cm）、2人で作業を行う。夕方にシートを重ねてプレスする。その後、熱した表面の上でシートを乾燥させる。

別法：皮と藁を数日間、石灰水に浸けた後、弱アルカリ性溶液（木灰または炭酸ナトリウム）中で煮る。

Paper names

紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。

China:

中国では、韓国や日本と異なり、コウゾ

の繊維から作る紙は主流ではなく、竹の繊維から作る紙が最も重要である。

Japan:

接尾辞かみ、がみ、し = 紙

日本では、コウゾの紙が最も多い。

Used part of the plant:

樹皮

Use for paper making:

繊維

Language:

英語

Identification

繊維タイプ	靭皮繊維
平均繊維長	1.66-9.94mm
平均繊維幅	8.3-25.4µm
繊維の末端	多様。しばしば尖る。
線条痕、十字痕、屈曲ひだ	結節、ずれ
関連する細胞
特徴	コウゾに似ているが、コウゾよりも繊維が細く短い。膜は透明、壁とルーメンは厚い。
ヘルツベルク染色
グラフC染色	ピンクから紫

Botanical classification

Ulmus cavaleriei H. Lev.

Order:

Rosales

Family:

Ulmaceae

Synonyms:

Pteroceltis tatarinowii Maxim.

Plant growing area

標高100～1500メートルの山地の石灰岩質土壌、河岸に生育する。

Use area in the manufacture of paper

中国

China:

安徽四川浙江

Plant cultivation and use

一般にPteroceltis tatarinowiiとして知られるUlmus cavalerieiは、樹高20メートルに達する落葉樹である。

開花期は3月から5月。さまざまなタイプの土壌に適応するが、排水性の良いローム質の土壌を好む。

製紙に使用する繊維、細い材、油をしぼる種子を目的として栽培される。

China:

品質は青檀の樹皮と稲藁の混合比により決まる。

宣紙に関する最初の言及は、中国の古書「歴代名画記」（9世紀中頃）と1060年の「新唐書」（宋朝の学者が編纂）に見られる。

当初、原料費を抑えるために、稲藁を加えていた。宋朝と元朝（1280～1368年）には、竹や桑などの他の原料も使われた。

清朝（1644～1911年）に、製紙業界が急成長し、多数の種類の紙が開発された。

清朝末期、宣紙製造はすでに衰退し始め、漂白した竹の繊維を使った偽物の宣紙が製造されるようになった。

有名な宣紙は、現代の工場に由来する「紅星」ブランドである。

Japan:

Preparation process for making paper

China:

シートが大きいため（70/140 cm）、2人で作業を行う。夕方にシートを重ねてプレスする。その後、熱した表面の上でシートを乾燥させる。

別法：皮と藁を数日間、石灰水に浸けた後、弱アルカリ性溶液（木灰または炭酸ナトリウム）中で煮る。

Paper names

紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。

China:

中国では、韓国や日本と異なり、コウゾ

の繊維から作る紙は主流ではなく、竹の繊維から作る紙が最も重要である。

Japan:

接尾辞かみ、がみ、し = 紙

日本では、コウゾの紙が最も多い。

Used part of the plant:

樹皮

Use for paper making:

繊維

Primary tabs

Salix purpurea L.

Abelmoschus moschatus Medik.

Hibiscus manihot L. var. manihot

Ulmus cavaleriei H. Lev.

Ulmus cavaleriei H. Lev.

Ulmus cavaleriei H. Lev.

Ulmus cavaleriei H. Lev.

Wikstroemia canescens Wall. ex Meisn.

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