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植物名
通称
繊維
分散剤
染料
紙名
Namusuguk
言語:
韓国語
現地での表記:
나무수국
植物名
Hydrangea paniculata Siebold
目:
Cornales
科:
Hydrangeaceae
同義語:
Hydrangea verticillata
W. H. Gao
植物の生息地
中国
(安徽、福建、甘粛、広東、広西、貴州、湖北、湖南、江西、四川、雲南、浙江)、
日本
(北海道、本州、四国、九州に自生)、
ロシア
(サハリン)。
標高300~2100メートルの谷、山の斜面、山頂の疎林または茂みに生育する。
使用している紙漉き産地
中国
韓国
日本
日本:
四国
栽培の歴史と用途
Hydrangea paniculata
は落葉低木で、成長が早く、樹高は1メートルから5メートルに達する。開花期は7月から8月。花は白から淡いピンク。血液強壮の薬効があると言われる。
樹皮に含まれる粘液を分散剤として使用する。粘液はアラビノース、ガラクトース、ラムノース、グルクロン酸から成る多糖である。粘性は、
H
ibiscus
m
anihot
ほど温度や機械的振動の影響を受けない。
日本:
H
ydrangea
paniculata
は、四国の山地に多い。
Hibiscus
m
anihot
ほど熱により粘性が低下しないため、夏に使われる。
韓国:
韓国では19世紀初めまで、粘液を採るためにこの種の樹皮を使用していたが、その後は
H
ibiscus
m
anihot
が主流となり、それ以外の分散剤は使われなくなった。
紙漉きの工程
日本:
完全に成長した時点で、地面から30センチの高さで切る。長さ1メートルに切った枝を木槌で叩き、皮をはがす。
はいだ皮は一晩水に浸けて柔らかくする。出てきた粘液をろ過して使用する。
通称
Japonais
Noriutsugi
のりうつぎ, ノリウツギ
英語
Panicled hydrangea
フランス語
Hydrangé paniculé
中国語
Yuan zhui xiu qiu
圆锥绣球
韓国語
Namusuguk
나무수국
使用される部分:
樹皮
製紙での用途:
分散剤