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植物名
通称
繊維
分散剤
染料
紙名
Rose de Chine
言語:
フランス語
植物名
Alcea rosea L.
目:
Malvales
科:
Malvaceae
同義語:
Althaea rosea
(L.) Cav.
Althaea
rosea
var.
sinensis
(Cav.) S. Y. Hu
Althaea
sinensis
Cav.
植物の生息地
野生での原産地は不明であるが、中国または東南アジア熱帯原産と言われる。
中国
(観賞用に広く栽培される。福建、広東、広西、海南、四川、台湾、雲南)、
パキスタン
(観賞植物として広く栽培され、多数の品種がある)。
使用している紙漉き産地
中国,
韓国,
日本
栽培の歴史と用途
高さ2~3 mの二年生または多年生の草本。観賞用に栽培される。開花期は7月から9月。花の色は白からピンク、濃紅、黒まで幅広い。
紫の花から紫と青紫の染料がとれる。染料の構成成分はアントシアニジン類(シアニジン、デルフィニジン、マルビジン)である。葉からは緑の染料、花からは赤の染料がとれる。染料は絹、羊毛、綿、皮革の染色に使われた。
根と花はチベット医学で粘滑薬、利尿薬、収斂剤に使われる。
栄養素としての特性もあり、若葉は食用に適する。根から栄養に富むデンプンがとれ、花弁から茶が作られる。
中国:
主に薬効目的で利用される。儀式用の紙と学者の名刺の染色に使われる。
日本:
染料として使われる。
韓国:
染料として使われる。
紙漉きの工程
開花後に花を収穫し、乾燥させ、後日使用する。染料は花弁から抽出する。花弁は生か乾燥のいずれかの状態で使用する。
日本:
天然染料で染めた紙。染色は2種類の方法で行われる。パルプの染色(漉き染め)または紙に加工したものの染色(浸し染めまたは引き染め)である。
通称
英語
Chinese hibiscus
Hollyhock
Rose of China
Shoeback plant
フランス語
Mauve
Rose trémière
フランス語
Rose de Chine
中国語
Rongkui
戎葵
Shu kui
蜀葵
韓国語
Jeopsikkot
접시꽃
日本語
Rongkui
戎葵, ,
Shukui
蜀葵
Tachiatoi
たちあおい, 立葵 , タチアオイ
紙名
アジア、中でも特に中国、韓国、日本では、紙の用途は幅広い。書道や美術用の紙、儀式で使用する紙、ものと交換する媒体としての紙、紙幣、衣服・壁掛け・寝具の製造に使う紙、建築・内装用の紙、家庭用と娯楽用の種々の工芸品に使う紙などがある。
紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。
中国 :
中国では、韓国や日本と異なり、コウゾ
の繊維から作る紙は主流ではなく、竹の繊維から作る紙が最も重要である。
日本:
接尾辞
かみ、がみ、し
= 紙
日本では、コウゾの紙が最も多い。
韓国:
韓国ではコウゾの樹皮から作る紙が最も多い。
紙名
中国
Guanjian zhi
使用される部分:
葉
花
製紙での用途:
染料