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植物名
通称
繊維
分散剤
染料
紙名
Kanengayatsuri
言語:
日本語
現地での表記:
カンエンガヤツリ
繊維の特徴
繊維タイプ
茎
平均繊維長
3,5 mm
平均繊維幅
14,5 µm
繊維の末端
先細
線条痕、十字痕、屈曲ひだ
原料に含まれる細胞
特徴
非常に大きな導管要素と多数の柔細胞
鮮明な細胞壁
ヘルツベルク染色
濃い紫色
グラフC染色
赤紫色
植物名
Cyperus exaltatus Retz
目:
Poales
科:
Cyperaceae
植物の生息地
熱帯の東南アジアを中心にインドから日本まで、さらに南へオーストラリア南部まで分布する。
バングラデシュ、中国
(安徽、福建、広東、貴州南部、海南、湖北東部、江蘇、吉林、山東、台湾、浙江)、
インド、インドネシア、日本、カシミール、韓国、マレーシア、ミャンマー、ネパール、パキスタン、パプアニューギニア、フィリピン、スリランカ、タイ、ベトナム。
海抜0メートルから1100メートルまでの標高の草原や池の周辺に生育し、砂地、多湿、多雨の土地を好む。
使用している紙漉き産地
韓国
。
栽培の歴史と用途
Cyperus exaltatus
は根茎を持つ多年草で、群生し、高さは1 mを超える。
韓国:
朝鮮時代(1392-1910年)に、代用材料として、コウゾの樹皮と合わせて使われた。
通称
英語
Rush
フランス語
Souchet
中国語
Gao gan suo cao
高秆莎草
韓国語
Wanggol
왕골
日本語
Kanengayatsuri
カンエンガヤツリ
紙名
アジア、中でも特に中国、韓国、日本では、紙の用途は幅広い。書道や美術用の紙、儀式で使用する紙、ものと交換する媒体としての紙、紙幣、衣服・壁掛け・寝具の製造に使う紙、建築・内装用の紙、家庭用と娯楽用の種々の工芸品に使う紙などがある。
紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。
使用される部分:
茎
葉
製紙での用途:
繊維