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植物名
通称
繊維
分散剤
染料
紙名
Jute
言語:
フランス語
繊維の特徴
繊維タイプ
靭皮繊維
平均繊維長
2,5 mm (0.5 – 4.8)
平均繊維幅
16,5 µm (10 – 25)
繊維の末端
尖っていないスプーン状の末端
線条痕、十字痕、屈曲ひだ
繊維の末端
原料に含まれる細胞
めったにない
特徴
ルーメンの幅は多様
横断面:厚い細胞壁
ヘルツベルク染色
濃紫
グラフC染色
濃紫
植物名
Corchorus capsularis L.
目:
Malvales
科:
Tiliaceae
同義語:
Corchorus cordifolius
Salisb.
Corchorus marua
Buch.-Ham.
植物の生息地
熱帯諸国で広く栽培される。
バングラデシュ、中国
(安徽、福建、広東、広西、貴州、海南、湖北、湖南、江蘇、江西、陝西、四川、台湾、雲南、浙江)、
インド(
ベンガル
地方
)
、インドネシア、日本、マレーシア、ミャンマー、パキスタン、フィリピン、スリランカ、
中東、北アフリカ。
使用している紙漉き産地
中国, 韓国, インド。
栽培の歴史と用途
Corchorus capsularis
は一年草または多年草で、群生し、高さは2~4 mに達する。
8月に開花し、10月に種ができる。
葉と種は食用に適し、タンパク質に富む。
葉、根、種、未熟果は薬効目的で使用される。
主に利用されるのは茎の皮からとれる強靭な繊維である。これらの繊維は南京袋、敷物、粗布などの製造に使われる。
織物繊維を採取した残りの部分が製紙産業で使われる。
中国:
繊維は敷物作りにも使われる。
ジュートは中国で製紙に使われた最古の繊維の一つである。亜麻、麻、ラミーと同様に、中国全土、特に北部と西部に自生する。亜麻、麻、ラミーなどの植物はいずれも中国の古い書物で「麻」と呼ばれている。
韓国:
朝鮮時代(1392~1910年)から、伝統的に製紙の原料として使われていた主にコウゾ属の樹皮が不足し始める。高麗時代(907~1392年)に始まった出版の発達により刺激され、製紙業者は紙の需要増大に直面する。藤、稲・オート麦・大麦の藁、竹、ジュート、綿、麻などの他の植物で繊維の原料を補い、柳の葉、葦、松の樹皮と針葉も使用する。
15世紀以降、コウゾの繊維を補うために、ジュートが繊維原料として使われてきたものと思われる。ただし、韓国で見つかる古いジュート製の紙は、輸入された紙である可能性もある。
紙漉きの工程
紙は灰色~黄褐色である。
中国:
種を蒔いてから4~5カ月で収穫できる。収穫は開花期に行う。
根元から10 cmの高さで茎を切り、束にまとめ、静水中に浸けて放置する。
叩いて皮を剥ぎ、トウと呼ばれる繊維の束を得る。
繊維をアルカリ性溶液中で2時間煮た後、約4時間、すり潰す。
通称
英語
Bangla white jute
Brown jute
Daisy jute
Jute
Tossa jute
White jute
フランス語
Chanvre de Calcutta
Corette capsulaire
Corette textile
Gooni
Jute
Jute à capsules globuleuses
Jute à fruit capsulaire
中国語
Huang ma
黄麻
Yuan guo huang ma
圆果黄 麻
韓国語
Hwangma
황마
日本語
Ichibi
イチビ
Tsunaso
ツナソ
紙名
アジア、中でも特に中国、韓国、日本では、紙の用途は幅広い。書道や美術用の紙、儀式で使用する紙、ものと交換する媒体としての紙、紙幣、衣服・壁掛け・寝具の製造に使う紙、建築・内装用の紙、家庭用と娯楽用の種々の工芸品に使う紙などがある。
紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。
韓国:
韓国ではコウゾの樹皮から作る紙が最も多い。
紙名
韓国
Hwangmaji
使用される部分:
茎
製紙での用途:
繊維