Curcuma longaは根茎を持つ多年生の草本であり、草丈は約1 mに達する。高温多湿の熱帯性気候と、栄養に富む水はけの良い土壌を必要とする。
スパイス、化粧品、染料として、また、強壮剤、利尿薬として使われる。
根に含まれる色素は、クルクミノイド、デメトキシクルクミン、ビスデメトキシクルクミンの混合である。
アジア全域で、守護する霊力を持つと信じられている。ターメリックはインドでは儀式と宗教的な慣習(結婚、誕生、成人、死、等々)の中で、常に象徴的な地位を占めてきた。特に、仏僧がまとう法衣を黄色く染色するために使われる。日光に当たると色が褪せるため、織物の染料としての質は良くない。しかし、インドでは衣服によく使われる。