Carthamus tinctoriusは高さ1メートルに達する一年生または二年生の草本である。
アジアでは植物染料と紅花油の原料として栽培される。乾燥させた花は漢方薬でも利用される。
色素は乾燥させた花から抽出する。花には赤(塩基に溶解するカルタミン)と黄(水溶性のプレカルタミン、サフロミン、チンクトルミン)の2種類の色素が含まれる。水溶性の黄色の色素を抽出するには、花を水に浸けて絞り、水を替え、水が透明になるまで、それを繰り返す。
中国と日本では、ベニバナから抽出した紅を頬紅として使用した。