Camphor tree

言語:

植物名

目:

Laurales

科:

同義語:

Camphora officinarum Nees

Camphora officinarum var. glaucescens A. Braun

Cinnamomum camphora (L.) Nees & Eberm.,

Cinnamomum camphora var. glaucescens (Braun, A.) Meisn.

Cinnamomum camphora var. nominale Hayata

Cinnamomum nominale (Hayata) Hayata

Cinnamomum simondii Lecomte

Cinnamomum taquetii H. Lév.

Laurus camphora L.

Persea camphora (L.) Spreng.

植物の生息地

世界中の多数の国に移入され、栽培されている。

中国（長江の南、台湾）、日本（本州の関東以西、四国、九州）、韓国、ベトナム。

渓谷と山の斜面で栽培される。

使用している紙漉き産地

中国, 日本。

栽培の歴史と用途

Cinnamomum camphoraは高さ25 mに達する常緑高木である。開花期は5～6月。

樟脳の主な原料であり、幹と根を砕いたチップ、小枝、葉から採取する。

精油は葉から抽出するか、または木材の水蒸気蒸留により抽出し、消毒剤、抗けいれん剤、免疫刺激剤として薬用に利用される。

クスノキ材は家具製造に使われる。

主成分であるd-カンフルに加え、ワックス、粘液、シトステロール、染料として使われる赤いタンニンを含む。染料の色は赤から茶である。

通称

フランス語

Camphre
Camphrier

中国語

Zhang	樟

韓国語

Nok na mu	녹나무

日本語

Kusunoki	クスノキ

紙名

アジア、中でも特に中国、韓国、日本では、紙の用途は幅広い。書道や美術用の紙、儀式で使用する紙、ものと交換する媒体としての紙、紙幣、衣服・壁掛け・寝具の製造に使う紙、建築・内装用の紙、家庭用と娯楽用の種々の工芸品に使う紙などがある。

紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。

使用される部分:

茎

木

枝

製紙での用途:

染料