非常に薄い紙で、繊維は非常に良質である。竹簾の表面に紗を張って目の跡が残らないようにする。生産は中世に始まった。特に版画のためなどに、画家がトレーシングペーパーとして、また、裏紙、水引(前述)として使用した。
明治時代(1868~1912年)に、タイプライターのコピー紙として使用した。現在、貴重品や宝飾品の包み紙として使われている。
当初、美濃(岐阜県)で製造されたが、現在はほとんどが土佐(高知県)で製造されている。
寸法:28/40.6cm
起源:
日本
現地での表記:
典具帖紙