Curcuma aromaticaは根茎を持つ多年生の草本である。地上部分は晩秋に枯れるが、根茎は冬の間、宿根として残る。夏のモンスーン期に急速に成長し、草丈は約40 cmに達する。
Curcuma aromaticaは食材、染料、化粧品、生薬として使われ、強い抗菌性がある。
根茎は精油のほか、ポリフェノールの一種である活性成分のクルクミンを含む。
クルクミンはpH指示薬であり、酸性溶液中で黄色に、塩基性溶液中で赤に変色する。
ターメリックはインドでは儀式と宗教的な慣習(結婚、誕生、成人、死、等々)の中で、常に象徴的な地位を占めてきた。特に、仏僧がまとう法衣を黄色く染色するために使われる。日光に当たると色が褪せるため、織物の染料としての質は良くない。しかし、インドでは衣服によく使われる。