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植物名
通称
繊維
分散剤
染料
紙名
Kadsura japonica (L.) Dunal
植物名
Kadsura japonica (L.) Dunal
目:
Austrobaileyales
科:
Schisandraceae
同義語:
Uvaria japonica
L.
Kadsura matsudae
Hayata
植物の生息地
アジアの熱帯と温帯。
中国
(福建)
台湾
、
日本
、
韓国
。
0 m付近から2000 mまでの標高の森林(しばしば川沿い)に生育する。
使用している紙漉き産地
中国,
韓国,
日本。
日本:
中部
(愛知県)
栽培の歴史と用途
Kadsura japonica
は常緑つる性木本である。開花期は6月から9月。多様な土壌に適応し、半日陰の陽当たりを好む。
実は食用可。薬用される。
Kadsura japonica
は分散剤(茎と葉に含まれる粘液)として、および染色剤(実)として使われる。この植物の酸性のpHにより、色を調整できる。
日本:
粘剤として使われたが、明治時代(1868~1912年)末に、それに代わり、トロロアオイが使われるようになり、それが1990年代まで続いた。
サネカズラは高温でも粘液の粘性が低下しないため、夏に好んで使われる。他の粘剤用植物よりも、使用頻度がかなり低い。
韓国:
韓国では、染色剤および粘剤として使われる。
韓国では粘剤の製造に茎を利用していたが、19世紀初期に、他のすべての分散剤に代わり、トロロアオイ(
Hibiscus manihot
)が使われるようになった。
通称
中国語
Ri ben nan wu wei zi
日本南五味子
Wu wei zi
五味子
韓国語
Omija
오미자
日本語
Sanekazura
さねかずら, サネカズラ
紙名
アジア、中でも特に中国、韓国、日本では、紙の用途は幅広い。書道や美術用の紙、儀式で使用する紙、ものと交換する媒体としての紙、紙幣、衣服・壁掛け・寝具の製造に使う紙、建築・内装用の紙、家庭用と娯楽用の種々の工芸品に使う紙などがある。
紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。
日本:
接尾辞
かみ、がみ、し
= 紙
日本では、コウゾの紙が最も多い。
紙名
日本
Mikawa Morishitagami
使用される部分:
葉
果実
茎
製紙での用途:
分散剤
染色助剤