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植物名
通称
繊維
分散剤
染料
紙名
Coix lacryma-jobi L.
繊維の特徴
繊維タイプ
茎、藁
平均繊維長
1,6 mm (1.5– 3,2)
平均繊維幅
23 µm (7.5 – 29.7)
繊維の末端
先細
線条痕、十字痕、屈曲ひだ
原料に含まれる細胞
多数の柔細胞
特徴
不鮮明な細胞壁
ヘルツベルク染色
.濃紫
グラフC染色
.紫
植物名
Coix lacryma-jobi L.
目:
Poales
科:
Poaceae
同義語:
Coix lacryma-jobi
L. var.
frumentacea
Makino
Coix
lacryma-jobi
var.
ma-yuen
(Rom. Caill.) Stapf. ex Hook f.
Coix lacryma-jobi subsp. ma-yuen (
Rom. Caill.) T. Koyama
植物の生息地
この種はアジアの暖温帯地域原産である。現在は世界の熱帯・亜熱帯地域で広く栽培されている。
ブータン、中国
(安徽、福建、広東、広西、貴州、海南、河北、黒竜江省、河南、湖北、湖南、江蘇、江西、遼寧、内モンゴル、寧夏、陝西、山東、山西、四川、台湾、新疆ウイグル自治区、雲南、浙江)、
インド、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、ネパール、パプアニューギニア、フィリピン、スリランカ、タイ、ベトナム
。
河川周辺、湿地の谷、湿原に生育する。
使用している紙漉き産地
Chine, Corée.
中国,
韓国。
栽培の歴史と用途
Coix lacryma-jobi
は、世界のどの熱帯・亜熱帯地域でも広く栽培されている。丈の高い、穀粒をつける一年草である。
東アジア全域で、ジュズダマは乾燥した形で販売され、穀物として調理される(韓国と中国では、穀粒を蒸留して酒も造られる)。
漢方薬とラオスの伝統薬では、利尿薬としても使われる。
韓国:
Coix lacryma-jobi
はコウゾの繊維を補う繊維として、コウゾと併用される。
通称
英語
Adlay
Job’s tears
Large-fruited adlay
英語
Edible adlay
フランス語
Herbe à chapelets
Larme-de-Job
Larmilles
中国語
Yiyi
薏苡
韓国語
Yulmu
율무
日本語
Juzudama
ジュズダマ
紙名
アジア、中でも特に中国、韓国、日本では、紙の用途は幅広い。書道や美術用の紙、儀式で使用する紙、ものと交換する媒体としての紙、紙幣、衣服・壁掛け・寝具の製造に使う紙、建築・内装用の紙、家庭用と娯楽用の種々の工芸品に使う紙などがある。
紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。
韓国:
韓国ではコウゾの樹皮から作る紙が最も多い。
紙名
韓国
Eyiji
Euiiji
Ryuyopji
Ryumojji, Uiiji
Yulmuji
使用される部分:
茎
わら
製紙での用途:
繊維