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Language:

Japonais

Local scripture:

ヒメコウゾ

Broussonetia kazinoki Siebold & Zuch. © Flora of China

Broussonetia Kazinoki Siebold & Zucc. © C.Laroque

Broussonetia Kazinoki Siebold & Zucc. © T.H. Choi

Identification

繊維タイプ	靭皮繊維
平均繊維長	8,7 mm
平均繊維幅	22,5 µm
繊維の末端	多様
線条痕、十字痕、屈曲ひだ	十字痕繊維の壁は、あまり目立たない。
原料に含まれる細胞
特徴	繊維周辺の膜が透明。
ヘルツベルク染色	紫
グラフC染色	赤茶色

Botanical classification

Broussonetia kazinoki Siebold & Zucc.

Order:

Rosales

Family:

Moraceae

Synonyms:

Broussonetia kazinoki var. ruyangensis P.H. Ling & X.W. Wei

Broussonetia monoica Hance

Plant growing area

中国（自生または栽培。安徽、福建、広東、広西、貴州、海南、河南、湖北、湖南、江蘇、江西、四川、台湾、雲南、浙江）、日本（本州、四国、九州、沖縄）、韓国台湾。

林縁、低山に生育する。

Use area in the manufacture of paper

中国, 韓国, 日本

Japan:

東北（福島県、宮城県）

Korea:

慶尚道, 全羅道

Plant cultivation and use

コウゾ属はクワ科の属で、B. papyrifera、B. kazinoki、B. kaempferi、B. kurziiなどの数種で構成される。

コウゾBroussonetia papyrifera（およびヒメコウゾBroussonetia kazinoki）は野生の落葉低木であるが、栽培も可能。樹高は最高15メートル。雌雄異株。開花期は4月から5月。果実は食用可。他の植物の栽培に適さない山腹だけでなく、平地でも育ち、収穫は容易である。乾燥した土地と湿潤な土地のどちらでも生育する。

Broussonetia kazinokiはBroussonnetia papyriferaよりも栽培しやすく、しばしば2種を共に植林する。

東アジア、中国、韓国、日本、環太平洋地域で、昔から低木の樹皮が利用されてきた。主に製紙に使われるが、伝統薬にも使われ、葉と実も使われる。

Broussonetia kazinokiの葉はBroussonetia papyriferaの葉よりも幅が広い。日本では夏の七夕に詩句を書くために使われていた。

栽培した木から、野生のものよりも質の良い、太く、長く、強い繊維が取れる。Broussonetia kazinokiの繊維はBroussonetia papyriferaの繊維よりも長く、強い。成長は遅いが、毎年収穫できる。

China:

コウゾは昔から現在まで、中国全土に自生するか、または栽培されている。

Japan:

樹皮の主要産地は福島県にある。

製紙でのコウゾとカジノキの使用は、長年の間に発達してきたものであり、それらを区別することは難しい（古文書に使われている繊維を分析して両方の種を識別することは不可能なため、古文書の分析からは情報が得られない）。しかし、最もよく使われるのはBroussonetia papyriferaのようである。現在は、しばしば両方の種を栽培し、混ぜて使用する。加工法は両方の種で同じである。歴史的な側面についてはBroussonetia papyriferaを参照のこと。

美術では、コウゾから作る紙が絵画、版画、掛け軸、障子、襖などに使われる。

また、一般家屋で窓、襖、壁、床に貼る紙として、日用品、箱、瓶、傘、提灯、扇、布、玩具などの種々の手工芸品の材料として、幅広い用途がある。

さらに、宗教用または儀式用の道具にも使われる。

布の製造にも使われる。紙を丈夫にするための処理を加えた後、直接使用することもあるが（紙衣（かみこ））、まず糸状にしてから使用することもある。混紡の糸、紙の糸、絹、綿、麻などの織糸を織って繊維にする（紙布（しふ））。

Korea:

韓国語の「dak」という言葉が「コウゾ」の総称として使われる。Broussonetia papyriferaとBroussonetia kazinokiの2種は早くから交雑され、「Daknamu」（Broussonetia kazinoki）と「Kkujinamu」（Broussonetia papyrifera）という2つの名称は、しばしば混同される。Daknamuという名が最もよく使われるが、2種のどちらをも指すことがある。しかし、最もよく使われるのはBroussonetia kazinokiのようだ。

この植物は韓国全土に生育し、製紙業界の発展に伴い、栽培が拡大した。

Dakの繊維は製紙の初期にあたる2世紀から4世紀の間に使われ始めたものと思われる。最初の紙の粗い表面を、8世紀に始まったと言われる「dochim」という叩く作業により平らにする。

高麗時代（918～1392年）には、政府が製紙業界の発展を奨励すると共に、4世紀に導入された仏教が、この時代に支配的な宗教になり、経文が広く写経され、その後、印刷された。多数の書物の出版を可能にした印刷術の発達により、紙を増産する必要性が高まった。

需要の増大に応じ、朝鮮政府（1392～1910年）は原料の多様化を奨励した。徐々に、さまざまな種類の繊維がdakの繊維と混合されるようになり、朝鮮時代の初期に評判の高かった朝鮮産の紙の品質が、16世紀から大幅に低下した。

伝統的な用途に加え、コウゾから作られる紙は、手工芸品の製造に広く使われている。

これらは書道、公文書、印刷物に使われる。美術では、絵画、版画、掛け軸、障子、襖に使われる。

家庭用には、窓、引戸、壁、床などに、また、日用品、箱、瓶、傘、提灯、扇、布、玩具などの手工芸品の材料として、幅広い用途がある。さらに、宗教用または儀式用の道具にも使われる。

Preparation process for making paper

Japan:

収穫は11月、12月の落葉の時期に始まる。枝を長さ1メートルにそろえて切り、束を作る。樹皮をはがしやすくするために、束を2～3時間、蒸す。この段階の皮は、貯蔵前に取り除く外層の色から「黒皮」と呼ばれる。この部分はナイフで削り取る。

　次に、樹皮を洗浄し、ラックに掛けて乾燥させる。2～3年の貯蔵後に、樹皮は紙を作るために適した状態になる。
　煮る前に皮を漂白するために、樹皮を冷たい川の水に浸けるか雪上に置いて、日にさらす。アルカリ性溶液中で煮ることにより、叩解中に繊維を分離しにくくするリグニン、ペクチン、ガム、ワックスを除去できる。アルカリ性溶液は木灰またはアルカリ性化学物質（水酸化ナトリウムまたは石灰）である。約2時間煮るが、皮の古さと使用するアルカリの種類により、時間は変わる。煮沸後、皮を洗浄して残ったアルカリを除去する。不純物は冷水中で、手で洗って除去する。

次に、パルプを木槌か棒で叩くか、なぎなたビーターと呼ばれる日本製ホランダー叩解機で叩く。
　水を張った木の槽にパルプを注ぎ入れ、分散剤を加え、木製の熊手を使って強く攪拌する。
　抄紙法には、流し漉きと溜め漉きの2種類がある。溜め漉き法では、必要なパルプ全量を一度に取ってシートを形成する。流し漉き法では、目的の厚みになるまで繊維の層を重ねて作る。
　シートは印をつけた板に1枚ずつ寝かせ、圧搾後にはがしやすくするために、間に挟むもの（糸、茎）を使う場合と使わない場合がある。圧搾は、重ねた紙に重しを掛けるか、またはレバープレスで行う。圧搾は1日の作業の最後に行われ、普通、一晩続く。乾燥させるために、屋外か屋内に置いた木の板の上に、刷毛で貼り付ける。現在は、加熱した金属板も使われる。
　最後に、シートを並べ、通常、ナイフを使い、テンプレートに合わせて形を整える。

Korea:

収穫時期は11月から2月。繊維が柔らかい一年生の低木が好まれる。枝を1.20メートルの長さに切る。皮をはがしやすくするために、束をほぐして、水を入れた金属製の鍋に入れ、厚い粗布で覆って蒸気が逃げないようにする。このようにして5～7時間蒸す。

蒸した後、皮を木から直接はがし取り、日に干して乾燥させる。この段階の皮は外側の色から「黒皮」と呼ばれる。この黒い層はナイフで削り落とす。

白皮は丸1日、アルカリ性溶液に浸け、可溶性の部分を除去し、アルカリ性溶液を繊維に浸透させる。次に、皮を切って束にし、アルカリ性溶液中で煮る。皮は苛性アルカリ液の槽に入れ、3～4時間煮沸する。この作業により、リグニンと不要成分（ペクチン、でんぷん）が取り除かれる。アルカリ性物質は、植物灰またはアルカリ性化学物質（苛性ソーダ、石灰、炭酸ナトリウム）である。

煮沸後、皮を流水で半日洗い、洗剤と溶け出した物質を取り除く。

皮を日にさらして漂白するために、さらに数日間、流水に浸ける。

冷水中で、手で不純物を取り除く。

その後、パルプをさまざまな方法で叩く。例えば、平らな石や木の円板の上で棒を使って叩く方法、垂直型叩解機、そして最近では、なぎなたビーターと呼ばれる日本製ホランダー叩解機などがある。

抄紙作業に進むために、まず、槽に水を張り、パルプを流し込む。分散剤を加え、強く攪拌する。ここで使われる手法はwebal、ssangbal、jangpanjiと呼ばれる。webal法では普通、2層のシートを作る。シートを木板の上に寝かせる。1枚のみを寝かせるか、または両端を合わせて2枚目のシートを重ね、1枚のシートにする。 Ssangbal法は日本の流し漉きに由来し、1900年以降に復活した（この手法は15世紀初期に生産量を増やすために取り入れられていた）。 Jangpanji法は大判のシートの製造に使われ、2人のうちの各人が型の片側ずつを持つ。パルプを何層も重ねてシートにする。

すべての手法で、圧搾した後にはがしやすいよう、シートは取り外し可能な網と重ねて寝かせ、中間に挟むもの（糸、茎）を入れる場合と入れない場合がある。網をはずす前に、重なったシートを木の棒で押さえ、気泡を押し出す。

圧搾は重しを載せるか、またはレバープレスを使って行う。排水には時間がかかる（12時間）。乾燥させるために、シートを滑らかな面の上に貼り付ける。油紙を敷いた床や、蒸気で熱した金属板に木の厚板を置いて行われる。

カレンダー掛け（Dochim）の段階では、紙を小さくし、穴を減らし、表面を滑らかにする。シートを湿らせて10枚ずつの小さいパックにまとめ、平らな石の上で足踏みハンマー（現在は、機械式ハンマー）を使って叩く。

Thailand:

収穫は低木が一定のレベルに成熟した段階で行う。枝から直接、樹皮をはがす。まず、樹皮をきれいな水に1日浸け、皮を柔らかくする。次に、石灰を入れた水か木灰のアルカリ液で5時間煮た後、最後に洗浄する。不純物は手で除去する。
　その後、木の台の上で木槌を使い、手で叩くか、または日本製ホランダー（なぎなた）を使って叩く。パルプに染料を加える。
　抄紙の型は固定式で、竹の枠に綿のカンバスを張ったものである。抄紙には2種類の方法がある。型を沈めて振り、液を分散させる方法と、型を槽の水面に浮かせて、正しい量を計って容器内で希釈したパルプを型の上に流し込み、手で均一に分散させる方法である。
　乾燥させるために、型を太陽に向けて斜めに立てかける。完全に乾燥した後、シートをはがす。

Paper names

>アジア、中でも特に中国、韓国、日本では、紙の用途は幅広い。書道や美術用の紙、儀式で使用する紙、ものと交換する媒体としての紙、紙幣、衣服・壁掛け・寝具の製造に使う紙、建築・内装用の紙、家庭用と娯楽用の種々の工芸品に使う紙などがある。

紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。

China:

中国では、韓国や日本と異なり、コウゾ

の繊維から作る紙は主流ではなく、竹の繊維から作る紙が最も重要である。

Japan:

接尾辞かみ、がみ、し = 紙

日本ではコウゾから作る紙が最も多い。

美術では、コウゾから作る紙が絵画、版画、掛け軸、障子、襖などに使われる。

さらに、宗教用または儀式用の道具にも使われる。

Korea:

韓国では、コウゾの樹皮から作る紙が最も多い。これらは書道、公文書、印刷物に使われる。美術では、絵画、版画、掛け軸、障子、襖に使われる。

Used part of the plant:

樹皮

Use for paper making:

繊維

Language:

中国語

Local scripture:

小构树

Identification

繊維タイプ	靭皮繊維
平均繊維長	8,7 mm
平均繊維幅	22,5 µm
繊維の末端	多様
線条痕、十字痕、屈曲ひだ	十字痕繊維の壁は、あまり目立たない。
原料に含まれる細胞
特徴	繊維周辺の膜が透明。
ヘルツベルク染色	紫
グラフC染色	赤茶色

Botanical classification

Broussonetia kazinoki Siebold & Zucc.

Order:

Rosales

Family:

Moraceae

Synonyms:

Broussonetia kazinoki var. ruyangensis P.H. Ling & X.W. Wei

Broussonetia monoica Hance

Plant growing area

林縁、低山に生育する。

Use area in the manufacture of paper

中国, 韓国, 日本

Japan:

東北（福島県、宮城県）

Korea:

慶尚道, 全羅道

Plant cultivation and use

コウゾ属はクワ科の属で、B. papyrifera、B. kazinoki、B. kaempferi、B. kurziiなどの数種で構成される。

Broussonetia kazinokiはBroussonnetia papyriferaよりも栽培しやすく、しばしば2種を共に植林する。

Broussonetia kazinokiの葉はBroussonetia papyriferaの葉よりも幅が広い。日本では夏の七夕に詩句を書くために使われていた。

China:

コウゾは昔から現在まで、中国全土に自生するか、または栽培されている。

Japan:

樹皮の主要産地は福島県にある。

美術では、コウゾから作る紙が絵画、版画、掛け軸、障子、襖などに使われる。

さらに、宗教用または儀式用の道具にも使われる。

Korea:

この植物は韓国全土に生育し、製紙業界の発展に伴い、栽培が拡大した。

伝統的な用途に加え、コウゾから作られる紙は、手工芸品の製造に広く使われている。

これらは書道、公文書、印刷物に使われる。美術では、絵画、版画、掛け軸、障子、襖に使われる。

Preparation process for making paper

Japan:

Korea:

煮沸後、皮を流水で半日洗い、洗剤と溶け出した物質を取り除く。

皮を日にさらして漂白するために、さらに数日間、流水に浸ける。

冷水中で、手で不純物を取り除く。

Thailand:

Paper names

紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。

China:

中国では、韓国や日本と異なり、コウゾ

の繊維から作る紙は主流ではなく、竹の繊維から作る紙が最も重要である。

Japan:

接尾辞かみ、がみ、し = 紙

日本ではコウゾから作る紙が最も多い。

美術では、コウゾから作る紙が絵画、版画、掛け軸、障子、襖などに使われる。

さらに、宗教用または儀式用の道具にも使われる。

Korea:

Used part of the plant:

樹皮

Use for paper making:

繊維

Language:

フランス語

Identification

繊維タイプ	靭皮繊維
平均繊維長	8,7 mm
平均繊維幅	22,5 µm
繊維の末端	多様
線条痕、十字痕、屈曲ひだ	十字痕繊維の壁は、あまり目立たない。
原料に含まれる細胞
特徴	繊維周辺の膜が透明。
ヘルツベルク染色	紫
グラフC染色	赤茶色

Botanical classification

Broussonetia kazinoki Siebold & Zucc.

Order:

Rosales

Family:

Moraceae

Synonyms:

Broussonetia kazinoki var. ruyangensis P.H. Ling & X.W. Wei

Broussonetia monoica Hance

Plant growing area

林縁、低山に生育する。

Use area in the manufacture of paper

中国, 韓国, 日本

Japan:

東北（福島県、宮城県）

Korea:

慶尚道, 全羅道

Plant cultivation and use

コウゾ属はクワ科の属で、B. papyrifera、B. kazinoki、B. kaempferi、B. kurziiなどの数種で構成される。

Broussonetia kazinokiはBroussonnetia papyriferaよりも栽培しやすく、しばしば2種を共に植林する。

Broussonetia kazinokiの葉はBroussonetia papyriferaの葉よりも幅が広い。日本では夏の七夕に詩句を書くために使われていた。

China:

コウゾは昔から現在まで、中国全土に自生するか、または栽培されている。

Japan:

樹皮の主要産地は福島県にある。

美術では、コウゾから作る紙が絵画、版画、掛け軸、障子、襖などに使われる。

さらに、宗教用または儀式用の道具にも使われる。

Korea:

この植物は韓国全土に生育し、製紙業界の発展に伴い、栽培が拡大した。

伝統的な用途に加え、コウゾから作られる紙は、手工芸品の製造に広く使われている。

これらは書道、公文書、印刷物に使われる。美術では、絵画、版画、掛け軸、障子、襖に使われる。

Preparation process for making paper

Japan:

Korea:

煮沸後、皮を流水で半日洗い、洗剤と溶け出した物質を取り除く。

皮を日にさらして漂白するために、さらに数日間、流水に浸ける。

冷水中で、手で不純物を取り除く。

Thailand:

Paper names

紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。

China:

中国では、韓国や日本と異なり、コウゾ

の繊維から作る紙は主流ではなく、竹の繊維から作る紙が最も重要である。

Japan:

接尾辞かみ、がみ、し = 紙

日本ではコウゾから作る紙が最も多い。

美術では、コウゾから作る紙が絵画、版画、掛け軸、障子、襖などに使われる。

さらに、宗教用または儀式用の道具にも使われる。

Korea:

Used part of the plant:

樹皮

Use for paper making:

繊維

Botanical classification

Alcea rosea L.

Order:

Malvales

Family:

Malvaceae

Synonyms:

Althaea rosea (L.) Cav.

Althaea rosea var. sinensis (Cav.) S. Y. Hu

Althaea sinensis Cav.

Plant growing area

La plante n’est pas connue à l'état sauvage, mais elle serait originaire de Chine ou de la zone tropicale du Sud-Est asiatique.
Largement cultivée comme plante ornementale. Chine : (Fujian, Guangdong, Guangxi, Hainan, Sichuan, Yunnan), Pakistan, Taiwan.

Use area in the manufacture of paper

Chine, Corée, Japon.

Plant cultivation and use

Plante herbacée vivace ou bisannuelle pouvant atteindre 2 à 3m de hauteur, cultivée comme plante ornementale. La floraison a lieu de juillet à septembre. Les fleurs ont des couleurs allant du blanc, rose en passant par le rouge foncé et allant jusqu’au noir. Ce sont les fleurs pourpres qui fournissent des teintures violettes et bleu-violettes.

Les principes colorants sont des anthocyanidols: cyanidol, delphinidol, malvidol. Les feuilles donnent un colorant vert et les fleurs, un colorant rouge.

La teinture a été utilisée pour teindre les étoffes de soie, laine, coton ainsi que les peaux.

Les fleurs et les racines sont utilisées dans la médecine tibétaine : elles sont émollientes, diurétiques et astringentes.

La plante a également des qualités nutritives : les jeunes feuilles peuvent se consommer ; une farine nutritive est obtenue à partir de la racine ainsi qu’un thé à partir des pétales de fleurs.

China:

Elle est surtout utilisée pour ses propriétés médicinales.

Elle est employée pour colorer les papiers de cérémonie, les cartes de visite réservées aux personnes de qualité, aux érudits.

Japan:

Utilisée surtout comme teinture pour les textiles.

Korea:

Utilisée surtout comme teinture pour les textiles.

Preparation process for making paper

Les mordançages à l’alun et au tartre permettent d’obtenir une gamme de couleur allant du bleu au violet. Le mordançage au fer donne des rouges très sombres, presque noirs.

China:

Les fleurs sont récoltées lorsqu’elles sont complètement ouvertes; elles sont séchées en attendant d’être utilisées. La teinture est extraite des pétales. Les pétales peuvent être utilisés soit frais soit séchés.

Japan:

La teinture des papiers se fait de deux façons : teinture de la pâte à papier (sukizome) ou de la feuille (hitashizome par trempage ou hikizome par brossage).

Pour teindre du papier par trempage, les feuilles sont pincées une à une entre deux plaquettes de bois par le petit coté. Cela permet de garder la feuille plate pendant le trempage.

Korea:

La teinture des papiers se fait de deux façons : teinture de la pâte à papier (Seonyeombeop) ou de la feuille par trempage, brossage ou pulvérisation (Huyeombeop ) ou par combinaison des deux méthodes (Honyeombeop). Le papier peut ensuite être martelé.

Paper names

En Asie et plus particulièrement en Chine, Corée et Japon, les papiers sont destinés à une grande variété d’usage : Papiers pour la calligraphie et les arts, Papiers pour les cérémonies, Papiers comme moyen d’échange, papier monnaie Papiers pour la confection des vêtements, de tentures murales et la literie, Papiers pour l’architecture, la décoration intérieure, Papiers pour les objets d’artisanat de diverses natures, destinés à des usages domestiques ou de loisirs. Les noms attribués aux papiers se réfèrent à diverses notions : Le matériau utilisé, Le lieu de production, La méthode de production, L’apparence, Les dimensions, L’utilisation, Le nom d’un artiste ou d’un atelier etc.

China:

Suffixes zhi or chih = papier.

En Chine, à la différence de la Corée et du Japon, les papiers de fibres de mûrier à papier ne sont pas prédominants, la production de papier de fibre de bambou étant la plus importante.

Used part of the plant:

Feuille

Fleur

Use for paper making:

Colorant

Identification

Type de fibres	...
Longueur moyenne des fibres
Largeur moyenne des fibres
Extrémités des fibres
Striations, noeuds, plis de flexion
Cellules associées
Caractéristiques particulières
Coloration Herzberg
Coloration "C" Graff

Botanical classification

Daphne odora Thunb.

Order:

Malvales

Family:

Thymelaeaceae

Synonyms:

Daphne chinensis Spreng.

Daphne. hybrida Lindl.

Daphne japonica Thunb.

Daphne kiusiana var. odora (Thunb.) Makino

Daphne mazelii Carrière

Daphne odora f. alba (Hemsl.) H. Hara

Daphne odora f. marginata Makino

Daphne odora f. rosacea (Makino) H. Hara

Daphne odora var. alba Hemsl.

Daphne odora var. leucantha Makino

Daphne odora var. marginata Miq.

Daphne odora var. mazelii (Carrière) Hemsl.

Daphne odora var. rosacea Makino

Daphne odora var. variegata Bean

Daphne sinensis Lam.

Daphne speciosissima Carrière

Daphne triflora Lour.

Plant growing area

Origine obscure, probablement en Chine ou au Japon, mais maintenant largement cultivé en Chine.

Use area in the manufacture of paper

Chine, Japon.

China:

Xizang (Tibet).

Plant cultivation and use

Les daphnés sont des arbustes de la famille des Thymélacées. Les daphnés regroupent, selon les classifications, de 50 à 95 espèces. Certaines espèces poussent en plaine, d’autres dans les massifs montagneux, dans les rocailles ; elles apprécient les sols calcaires. Les plantes sont reconnaissables à leurs fleurs très colorées et à leurs fruits toxiques.

Il existe une grande confusion entre les divers Daphnés, les Edgeworthias et plus particulièrement les Wikstroemias car leurs morphologies sont très proches.

Le terme daphné a pour étymologie le nom de la nymphe, fille de Pénée, qui poursuivie par Apollon, se transforma en laurier rose pour lui échapper.

Le Daphne odora est un arbuste à feuillage persistant qui peut atteindre 1,5m de hauteur et préfère les zones ensoleillées ; il est facile à multiplier mais sa durée de vie n’excède pas dix ans.

Les écorces contiennent une grande quantité d’hémicelluloses qui les rendent appréciables dans la fabrication du papier. Les daphnés sont les plantes de base des papiers au pied de l’Himalaya.

Toutes les parties de la plante sont toxiques, cependant les racines et l’écorce sont utilisées dans la pharmacopée népalaise dans le traitement des fièvres. L’écorce présente une forte teneur en esters diterpéniques de type tigliane et daphnane.

China:

Daphne odora est très cultivé en Chine.

Les papiers de daphné sont considérés comme les meilleurs au Tibet où ils sont appelés dug-shog qui signifie papier poison à cause des propriétés insectifuges de l’écorce.

Paper names

China:

Suffixes zhi or chih = papier.

En Chine, à la différence de la Corée et du Japon, les papiers de fibres de mûrier à papier ne sont pas prédominants, la production de papier de fibre de bambou étant la plus importante.

Used part of the plant:

Écorce

Use for paper making:

Fibre

Phellodendron sachalinense (F. Schmidt) Sarg. © Flora of China

Phellodendron sachalinense (F. Schmidt) Sarg. © Plantillustrations

Identification

Type de fibres Fibre type
Longueur moyenne des fibres Average fibre lenght
Largeur moyenne des fibres Average fibre width
Extrémités des fibres Fibre ends
Striations, noeuds, plis de flexion Striations, cross-markings, flexion creases
Cellules associées Associated cells
Caractéritiques particulières Special features
Coloration Herzberg Herzberg staining
Coloration Graff 'C' Graff 'C' staining

Botanical classification

Phellodendron sachalinense (F. Schmidt) Sarg.

Order:

Sapindales

Family:

Rutaceae

Synonyms:

Phellodendron amurense var. sacchalinense F. Schmitt

Plant growing area

Originaire de l'Asie orientale et du nord.

Chine (Anhui, Fujian, Gansu, Guangdong, Guangxi, Guizhou, Henan, Hubei, Hunan, Jiangsu, Shaanxi, Sichuan, Yunnan, Zhejiang), Corée, Japon, Russie (Sakhaline).

Forêts mixtes de feuillus, plus ou moins denses; pousse à une altitude allant de 800 à3000 m.

Use area in the manufacture of paper

Chine, Corée, Japon.

Plant cultivation and use

Phellodendron amurense est un arbre pouvant atteindre 10 à 15m de hauteur qui possède des branches irrégulères. Sa croissance est rapide. Rustique, il s’accommode de sols de diverses natures mais il préfère une exposition ensoleillée. Les fleurs de couleur jaune sont regroupées en grappes. La floraison a lieu au début de l’été. Il est souvent considéré comme une variété locale de Phellodendron amurense mais son écorce est plus fine ; comme celui-ci ses fruits produisent une huile dont les propriétés insecticides sont similaires à celles du pyrèthre.

Phellodendron sachalinense présente des propriétés tinctoriales grâce aux alcaloïdes qu’il contient (principalement la berbérine). La couleur varie du jaune pale au brun suivant la concentration.

Phellodendron amurense et Phellodendron sachalinense sont utilisés aux mêmes usages. Il est possible de les distinguer par l’analyse des proportions de leurs alcaloïdes.

China:

Son emploi en Chine est le même que pour Phellodendron amurense.

Japan:

Son emploi au Japon est le même que pour Phellodendron amurense.

Korea:

Son emploi en Corée est le même que pour Phellodendron amurense.

Preparation process for making paper

China:

L’écorce externe de Phellodendron, réduite en morceaux est placée dans un sac, immergé dans l’eau et mis à bouillir ; puis le filtrat, liquide jaune et amer, est recueilli en pressant l’écorce.

Les résidus sont de nouveaux pilés et bouillis à trois reprises et les filtrats des trois bains sont mélangés. Cela permet d’obtenir plus de liquide et une couleur moins saturée. Ce liquide est appelé Huang po.

Le papier à teindre doit être non encollé pour que la teinture pénètre mieux. Le papier une fois teint a une apparence brillante.

Japan:

Le bois est découpé en petits morceaux qui sont mis à bouillir. L’extrait est filtré avant utilisation.

La teinture des papiers se fait de deux façons : teinture de la pâte à papier (sukizome) ou de la feuille (hitachizome par trempage ou hikizome par brossage).

Pour teindre du papier par trempage, les feuilles sont pincées une à une entre deux plaquettes de bois par le petit coté. Cela permet de garder la feuille plate pendant le trempage.

Korea:

Le bois est découpé en petits morceaux qui sont mis à bouillir. L’extrait est filtré avant utilisation.

Les papiers teints avec Phellodendron amurense sont fixés par mordançage avec des tanins extraits de l’écorce du châtaignier ou des glands de chêne.

Paper names

En Asie et plus particulièrement en Chine, Corée et Japon, les papiers sont destinés à une grande variété d’usage: Papiers pour la calligraphie et les arts, Papiers pour les cérémonies, Papiers comme moyen d’échange, Papier monnaie Papiers pour la confection des vêtements, de tentures murales et la literie, Papiers pour l’architecture, la décoration intérieure, Papiers pour les objets d’artisanat de diverses natures, destinés à des usages domestiques ou de loisirs. Les noms attribués aux papiers se réfèrent à diverses notions: Le matériau utilisé, Le lieu de production, La méthode de production, L’apparence, Les dimensions, L’utilisation, Le nom d’un artiste ou d’un atelier etc.

China:

Suffixes zhi or chih = paper.
In China, unlike Korea and Japan, papers made with paper mulberry fibers are not prominent, the production of paper from bamboo fiber being the most important.
Suffixes zhi or chih = papier.
En Chine, à la différence de la Corée et du Japon, les papiers de fibres de mûrier à papier ne sont pas prédominants, la production de papier de fibre de bambou étant la plus importante.

Japan:

Suffixes kami, gami, shi = paper.
In Japan kozo papers are the most numerous.
Suffixes kami, gami, shi = papier.
Au Japon les papiers de kozo sont les plus nombreux.

Korea:

Suffixe ji = papier.
En Corée les papiers d’écorces de mûriers à papier sont les plus nombreux.

Used part of the plant:

樹皮

茎

Use for paper making:

染料

Identification

繊維タイプ	...
平均繊維長
平均繊維幅
繊維の末端
線条痕、十字痕、屈曲ひだ
原料に含まれる細胞
特徴
ヘルツベルク染色
グラフC染色

Botanical classification

Daphne odora Thunb.

Order:

Malvales

Family:

Thymelaeaceae

Synonyms:

Daphne chinensis Spreng.

Daphne. hybrida Lindl.

Daphne japonica Thunb.

Daphne kiusiana var. odora (Thunb.) Makino

Daphne mazelii Carrière

Daphne odora f. alba (Hemsl.) H. Hara

Daphne odora f. marginata Makino

Daphne odora f. rosacea (Makino) H. Hara

Daphne odora var. alba Hemsl.

Daphne odora var. leucantha Makino

Daphne odora var. marginata Miq.

Daphne odora var. mazelii (Carrière) Hemsl.

Daphne odora var. rosacea Makino

Daphne odora var. variegata Bean

Daphne sinensis Lam.

Daphne speciosissima Carrière

Daphne triflora Lour.

Plant growing area

原産地は不明であるが、おそらく中国または日本と言われ、現在は中国で広く栽培されている

Use area in the manufacture of paper

中国, 日本

China:

西蔵

Plant cultivation and use

ジンチョウゲ属はジンチョウゲ科の低木または亜低木である。学術分類によれば、ジンチョウゲ属は50～95種で構成される。平原に分布する種、岩の多い山地に分布する種があり、石灰質の土壌を好む。カラフルな花と毒のある実で知られる。

ジンチョウゲ属、ミツマタ属、そして特にアオガンピ属の間では、形態が酷似しているため、混同しやすい。

学名の「ダフネ」はギリシャ神話に登場するペネウスの娘でニンフのダフネに由来する。ダフネはアポロンにつきまとわれ、逃れるために月桂樹に姿を変えた。

Daphne odoraは1.5 mまで成長する常緑低木で、陽当たりの良い場所を好む。繁殖は容易であるが、寿命は最長10年である。3月から4月に開花する。花は内側が白、外側が紫。

樹皮には大量のヘミセルロースが含まれ、製紙において珍重される。ジンチョウゲ属はヒマラヤ山麓における製紙の基本となる植物である。

植物のすべての部分に毒性があると言われるが、ネパールでは熱冷ましの伝統薬に、根と樹皮を使用する。樹皮ではチグリアン型およびダフナン型のジテルペンエステルの含有量が高い。

China:

Daphne odoraは中国で広く栽培されている。ジンチョウゲ属を原料とする紙は、チベットでは最高級品とみなされる。樹皮に虫除けの特性があることから、「毒の紙」を意味するdug-shogと呼ばれる

Paper names

アジア、中でも特に中国、韓国、日本では、紙の用途は幅広い。書道や美術用の紙、儀式で使用する紙、ものと交換する媒体としての紙、紙幣、衣服・壁掛け・寝具の製造に使う紙、建築・内装用の紙、家庭用と娯楽用の種々の工芸品に使う紙などがある。

紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。

China:

中国では、韓国や日本と異なり、コウゾ

の繊維から作る紙は主流ではなく、竹の繊維から作る紙が最も重要である。

Used part of the plant:

樹皮

Use for paper making:

繊維

Language:

中国語

Local scripture:

亚麻

Linum usitatissimum L. © O.W.Thomé Flora von Deutschland 1885

Identification

繊維タイプ	靭皮繊維
平均繊維長	33mm (9-70mm)
平均繊維幅	20 μm (5-40μm)
繊維の末端	尖っているが、時々、鈍いものもある
線条痕、十字痕、屈曲ひだ	顕著でV字形。ずれ、十字痕、縦方向の線条痕
原料に含まれる細胞	しばしば存在：短い、孔のある繊維、導管
特徴	気孔のある表皮。縦断面：幅いっぱいに延びた節。横断面：厚い細胞、小さいルーメン。アサとアマの繊維はよく似ているが、原料に含まれる細胞で識別できる。
ヘルツベルク染色	桃色/赤
グラフC染色	桃色/赤

Botanical classification

Linum usitatissimum L.

Order:

Malpighiales

Family:

Linaceae

Synonyms:

Linum angustifolium Huds.

Linum humile Mill.

Plant growing area

アマの原産地は不明であるが、地中海周辺地域か西アジア・西ヨーロッパの一部、またはその両方と言われ、広く栽培されている。海南と台湾を除く中国全土で栽培されている。

Use area in the manufacture of paper

中国, 韓国, 日本

Plant cultivation and use

アマは高さ30～120 cmの一年生植物である。肥沃で柔らかい土壌を必要とし、温帯性気候が最も適している。インドでは、標高1900 mまでの土地でアマが栽培されている。成長サイクルは短く、100日ほどである。6月半ばに開花する。

Linum usitatissimumは紀元前8000年にシリアまたはイランで栽培化された。古代エジプトでは、織物の繊維や食料として広く使われていた。その後、リネンの使用は、地中海周辺諸国に導入され、さらにヨーロッパの北部と西部に伝わった（紀元前5世紀）。東にも伝わり、紀元前3世紀頃にインドで使用が始まったと考えられている。

織物での使用と、油、パン、雑穀を生産するための種子の使用の両方を目的として栽培される。アマニ粕は飼料として使われる。

製紙用には、織物くず、つまり、織物用の繊維を取った後に残る「トウ」と呼ばれるアサの繊維の残りか、または植物そのもの（普通は油を採るためのアマ）から採った繊維を使う。

織物製造用の靭皮繊維は、レッティング、叩解、スカッチング、乾燥を行った後、茎から分離する。

レッティングでは、バクテリアの働きにより、植物の繊維部分を結合しているペクトーゼが分解され、繊維が分離する。レッティングは水に浸けて行うか、または畑で行う。

植物を抜き、俵状にまとめ、コームで梳いて種子を落とした後に行う。

レッティングを行った後、繊維を乾燥させ、乾いたトウをすりつぶし、残った樹皮の粒子を取り除く。

スカッチングは植物の木質部（ブーン）から繊維をはがし、長繊維をトウと分離するために行う。作業の最後はコーミングである。その後、繊維を梳き、紡ぎ、織る。

China:

アマは中国で製紙に使われた最も古い繊維の一つである。特に北部と西部をはじめ、中国全土でカラムシ、アサ、ジュートと同様に栽培された。

中国の古文書では、これらの植物はすべて「麻」と呼ばれている。

Japan:

日本では、栽培が始まった150年前から使われている。

Paper names

紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。

Korea:

韓国ではコウゾの樹皮から作る紙が最も多い。

Used part of the plant:

茎

Use for paper making:

繊維

Language:

日本語

Local scripture:

あま

アマ

Identification

繊維タイプ	靭皮繊維
平均繊維長	33mm (9-70mm)
平均繊維幅	20 μm (5-40μm)
繊維の末端	尖っているが、時々、鈍いものもある
線条痕、十字痕、屈曲ひだ	顕著でV字形。ずれ、十字痕、縦方向の線条痕
原料に含まれる細胞	しばしば存在：短い、孔のある繊維、導管
特徴	気孔のある表皮。縦断面：幅いっぱいに延びた節。横断面：厚い細胞、小さいルーメン。アサとアマの繊維はよく似ているが、原料に含まれる細胞で識別できる。
ヘルツベルク染色	桃色/赤
グラフC染色	桃色/赤

Botanical classification

Linum usitatissimum L.

Order:

Malpighiales

Family:

Linaceae

Synonyms:

Linum angustifolium Huds.

Linum humile Mill.

Plant growing area

Use area in the manufacture of paper

中国, 韓国, 日本

Plant cultivation and use

織物での使用と、油、パン、雑穀を生産するための種子の使用の両方を目的として栽培される。アマニ粕は飼料として使われる。

織物製造用の靭皮繊維は、レッティング、叩解、スカッチング、乾燥を行った後、茎から分離する。

植物を抜き、俵状にまとめ、コームで梳いて種子を落とした後に行う。

レッティングを行った後、繊維を乾燥させ、乾いたトウをすりつぶし、残った樹皮の粒子を取り除く。

China:

アマは中国で製紙に使われた最も古い繊維の一つである。特に北部と西部をはじめ、中国全土でカラムシ、アサ、ジュートと同様に栽培された。

中国の古文書では、これらの植物はすべて「麻」と呼ばれている。

Japan:

日本では、栽培が始まった150年前から使われている。

Paper names

紙の名称の由来は、原料、生産地、製造方法、外見、寸法、用途、職人や工房の名前など、さまざまである。

Korea:

韓国ではコウゾの樹皮から作る紙が最も多い。

Used part of the plant:

茎

Use for paper making:

繊維

Language:

韓国語

Local scripture:

아마

Identification

繊維タイプ	靭皮繊維
平均繊維長	33mm (9-70mm)
平均繊維幅	20 μm (5-40μm)
繊維の末端	尖っているが、時々、鈍いものもある
線条痕、十字痕、屈曲ひだ	顕著でV字形。ずれ、十字痕、縦方向の線条痕
原料に含まれる細胞	しばしば存在：短い、孔のある繊維、導管
特徴	気孔のある表皮。縦断面：幅いっぱいに延びた節。横断面：厚い細胞、小さいルーメン。アサとアマの繊維はよく似ているが、原料に含まれる細胞で識別できる。
ヘルツベルク染色	桃色/赤
グラフC染色	桃色/赤

Botanical classification

Linum usitatissimum L.

Order:

Malpighiales

Family:

Linaceae

Synonyms:

Linum angustifolium Huds.

Linum humile Mill.

Plant growing area

Use area in the manufacture of paper

中国, 韓国, 日本

Plant cultivation and use

織物での使用と、油、パン、雑穀を生産するための種子の使用の両方を目的として栽培される。アマニ粕は飼料として使われる。

織物製造用の靭皮繊維は、レッティング、叩解、スカッチング、乾燥を行った後、茎から分離する。

植物を抜き、俵状にまとめ、コームで梳いて種子を落とした後に行う。

レッティングを行った後、繊維を乾燥させ、乾いたトウをすりつぶし、残った樹皮の粒子を取り除く。

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中国の古文書では、これらの植物はすべて「麻」と呼ばれている。

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韓国ではコウゾの樹皮から作る紙が最も多い。

Used part of the plant:

茎

Use for paper making:

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Broussonetia kazinoki Siebold & Zucc.

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Alcea rosea L.

Daphne odora Thunb.

Phellodendron sachalinense (F. Schmidt) Sarg.

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Linum usitatissimum L.

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